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産休・育休を取れる女性と退職してしまった女性の扱いの差~保育園の入園選考は異常すぎる~

出産・育児の時期の女性の仕事と、それにまつわることについてぼやきます。

この世の中が平等でないことはわかっていても、「なんだかなぁ」と思ってしまうことの大きな問題のひとつです。気の強い人や権利ばかり振りかざす人が得をする世の中はどうしても好きにはなれません。

いまだにあるのか?!結婚に伴う退職勧奨

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みちおの妻は現在専業主婦です。結婚を期に仕事を辞め、専業主婦になりました。といってもまだ結婚して2年なので専業主婦歴も2年です。


妻が以前勤めていたところは、世間的にはお堅い会社であり、大学卒業後からその会社にずっと勤めていました。

結婚を期に辞めましたが、本当の退職理由はノルマのある部署への異動が決まっていて、どうしても勤まらないと思ったからでした。

妻は一般職の扱いであったので、その異動は一種の退職勧奨とも考えられなくはないものでした。


お堅い会社なだけあって、その体質はまさに昭和の会社のようでした。結婚したら寿退社が当たり前、女の子は若い子で十分といったところでした。

結婚の先には妊娠・出産があるから、会社としてはそこまで面倒みたくないというのが本音ですかね。人事のことを考えれば、そりゃそうだって思いますが。


ただ、いまの時代、寿退社は一般的ではなく共働きが主流だから、普通の人はそんじょそこらじゃ会社を辞めようとはしません。だったら、辞めてもらうように仕向けよう、ということでの異動だったと思います。

その異動が妊娠発覚後だったら、身体の負担を考えて不当だと訴えられかねないですが、単なる結婚だけでは通常の異動になりますから、上手いやり方ですよね。


会社の思うがまま退職した妻ですが、妻の性格を考えると、ノルマの厳しい仕事が勤まるとは思えないし、退職は仕方なかったと思います。その後、幸運にも子宝に恵まれたので、専業主婦2年は自然な流れでした。


そもそも、たとえ結婚後も仕事を続けていたとしても、妊娠中の体調不良がひどかったので、産休が取れる時期まで働くことは困難だったでしょう。

なので続けていたとしても同じように退職することになっていたはずです。


産休・育休を取れる女性と退職してしまった女性の扱いの差


ここからがぼやきです。

うちの妻は勤めていた会社柄、退職になる流れは仕方なかったと思います。


が、一般的には結婚後も仕事を続けて、妊娠したら産休できるまで働き、その後、産休・育休と1年近く休む方が多いです。

休んでいる間は給料こそ出ませんが、産休中は出産手当金として給与の3分の2が、育休中は育児休業給付金として育休6か月までは給与の67%、育休6か月以降は給与の50%と一定額が懐に入ります。基本、手続き以外、何もしなくてもです。


一方の女性は、会社を辞めたからお金は出ずに夫の給料だけでしのぎ、

一方の女性は、会社に籍があるので同じように休んでいてもお金が入る。社会保険料だって免除される。

それでいて、育休後は保育園に優先的に入れるやら、時短勤務という恵まれた勤務体系でいて、多少給料は下がってもパートでは考えられないくらいの給料がもらえる。


これだけ恵まれていれば会社を辞めようとはなかなか思いませんよね。

妊娠さんは本来ゆっくり過ごすべきなんです。出産は母子ともに生死にかかわることなんですから。

でも将来の経済的安定を考えるなら、ここは辛抱する時期って皆さんなっていませんか?


妊娠中に多少無理して、大きなお腹を抱えてながらも電車で通勤して、仕事を頑張ることが何だか腑に落ちません。その仕事、妊娠中の人が必ずしもやらなければいけない仕事なんですか?

体力的な仕事でなければ問題ないんですか? 体調が安定して見える妊婦さんでも、普通の人と同じように仕事をすることは厳しいと思うんですけど違いますか? 


仕事で無理をしたために流産したという報道もありました。これも今後のことを考えて、無理してしまったのだと思います。


なんだか変だと思いませんか? 


一度どんな理由であれ職場を離れた子持ち女性は、子どもを保育園に入れることがほぼ無理で仕事もせいぜいパート。

なのに、運よく職場に居座った女性は、保育園に入れることも優先され、働き方も融通してもらい、給料もパートとは比にならないくらいもらえる。

もちろん、職場に残った女性も周りの目が痛かったり、子育てと仕事の両立の大変さも分かります。

でも、それにも増して会社に籍のない女性と比べると優遇されすぎじゃないですか?


辞めた方が悪い、体制の整った会社に入れないのが悪い、と言われてしまえばその通りです。みちおの妻も仕事内容が厳しくなるくらいで辞めなければよかったのかもしれません。


でも、辞めたくなくても妊娠が原因の体調不良で、どうしても仕事を続けられない人もいます。その人には、体調不良になったのが悪いとは言えませんよね?


仕事の有無に限らず保障するのが真の少子化対策だと思います。仕事の有無で条件を変えるのは一種の差別です!


差別的な扱いの保育園入園問題


復職後の勤務体系や給与については、いままでの積み重ねがあるから甘い目で見るにしても、保育園の入園にまつわる問題については、行政のあからさまな嫌がらせだと感じてしまいます。


仕事をしている人は、「仕事をしているから保育園に入れてもらわなきゃ困る」と言います。

しかし、仕事をしていない人が「これから仕事をしないと養っていけないから、仕事を見つけるために保育園に入れてもらわなきゃ困る」と言うことだって、言っていることは同等なはずです。

なのに優遇されるのは現在仕事を持っている人。


仕事を持っている人は、休んでいる間もお金が出ていたんですよ。その時点の経済的余裕を考えれば、仕事をしていない人の方が厳しいのは明らかなはずです。

なのに仕事している人を当たり前かのように優遇しているのは、逆説的に考えれば、

「産休・育休を取得していた人は休んでいる間にお金をもらっていたんだから、保育園に入れなくて仕事辞めることになってもすでに得しているんだからいいでしょ! 優遇すべきはこれから仕事を探す人です。」って言われているのと同じことです。


「そんなめちゃくちゃな」と思われるかもしれませんが、現在の状況はそれと同じで、すでにめちゃくちゃなんです。


差別なしに扱うならくじ引きしかないです。保育園に入れないことで仕事を辞めることになったって、休職中のママと同じスタート地点に立つだけなんだから、お互い仕事探しから始めましょうで恨みっこなし、でいいんじゃないですか?


本当に復職してほしい職員なら、会社側が子どもの預かり先を確保します。

病院内に保育所がある病院が多いのは、確保の大変な看護師を留めておきたいからなわけでしょ? 

会社側があなたをそこまでしてくれないなら、あなたが復職してくれなくたって会社側は別に困らないと思って間違いないでしょう。

(日本のサラリーマンなんてみちおを含め、ほとんど替えのきく存在だから、なんとかして留まろうとしているのは分かりますが。)


本気で保育園の待機児童をゼロにするには


いろいろな例えがめちゃくちゃと思われるのも、待機児童が多いことが問題なんです。

「待機児童ゼロ」とか軽い口を叩いている政治家がいますが、本気でそうしようと思っているんでしょうか?


待機児童をゼロにする方法は明確です。子どもの人数だけ受け入れられる態勢を整えればいいんですから。

保育士の数が足りないなどと言っていますが、本気で待機児童をゼロにしようと思っているなら、保育士にとらわれない法律に改正すればいいじゃないですか、政治家なんですから。

医療や福祉系の他の資格者でも子育て経験のあるお年寄りでも、学生のアルバイトでも待機児童がゼロにできるならいいんじゃないですか。


場所がないというならば、法律を変えてでも有効活用できるスペースを確保したらいいじゃないですか。

小学校の空き教室を使うとか、いくらでも方法はありそうですけど。


社会学者の古市憲寿氏は、次の本で画期的な提案をされていました。

保育園義務教育化ですって!!

小学館の書籍紹介には次のように内容が紹介されていました。以下、抜粋します。

「保育園義務教育化」はただ少子化解消に貢献するというよりも、社会全体の「レベル」をあげることにつながる。良質な乳幼児教育を受けた子どもは、大人になってから収入が高く、犯罪率が低くなることがわかっている。

同時に「保育園義務教育化」は、育児の孤立化を防ぐ。今の日本では、子育ての責任がとにかく「お母さん」にばかり背負わされている。

子どもが電車や飛行機の中で泣くことも、学校で勉強ができないことも、友だちと起こしたトラブルも、何かあると「お母さん」のせいにされる。

だけど、本当は育児はもっと社会全体で担ってもいいもののはずだ。しかも子育て支援に予算を割くことは経済成長にもつながる。いいことずくめなのだ。


政治家の方も先入観を取っ払い、これくらいの大胆な提案をしてほしいものです。この提案がめちゃくちゃではないんです。いまの状況こそがめちゃくちゃなんです!


みちお家でも妻の仕事と子どもの保育園(もしくは幼稚園)問題は喫緊の課題です。