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セブンイレブン本部社員の退職記!その1~まるで軍隊のような新入社員研修~

2015年ブラック企業大賞にセブン―イレブン・ジャパンが選ばれました。

受賞理由はとしては、加盟店への搾取でアルバイトにもノルマを課すなどのしわ寄せがきて「ブラックバイト」になっていること、販売期限が近い弁当などを値下げする見切り販売を本部から妨害されたことによる裁判があったことなどが決め手となったようです。


このブラック企業大賞、いままでの大賞受賞企業を見ると時勢に流されすぎですが、東京電力やワタミなど颯爽たる企業が受賞している輝かしい(?)賞です。

その賞をセブンイレブンは、ブラックバイト程度の甘っちょろい理由で大賞になってしまったんですからすごいもんです。もっとダークな理由がいっぱいあるのにそれを出さずにして大賞ですから、どれだけブラックかお分かりいただけますか?


さて、私みちおは、実はセブン―イレブン・ジャパンの元社員です。2年近く働き、ぼろぼろになって退職しました。


セブンイレブンにはいろんな立場で係わる人がいます。

街中にあるお店を実際に経営しているのは、本部とフランチャイズ契約を結んでいるオーナーさんです。

そのお店にアルバイトが数十人雇われ、お店によってはオーナーさんの会社の社員として、店長などで雇われる人もいます。


そんなセブンイレブンでみちおは本部社員として働いていました。

本部社員の大半は、本部直営の店舗勤務を経て、スーパーバイザー(セブンではOFCと呼んでいます。)として7、8店舗程度を担当し、加盟店の経営指導をします。


今更ですが、少し昔を思い出して書いてみたいと思います。


お子さんには大企業に就職してもらいたい、とお思いの親御さんに、大企業だからといって安心できないこと、ブラック企業と言われる会社がこれほど大変だということ、などを知ってもらい、間違った就職のアドバイスをしないきっかけとなればと思い、当ブログで公表させていただくことにしました。

家族がこんな目に会わないようにしてあげてくださいね! 家庭円満じゃなくなってしまいますから。


セブンイレブンはあくまで利用する場所であり、仕事をする場所ではありません。

セブンイレブンという超優良企業


みちおが働いていたのはもう10年ほど前になりますが、そのときもいまもセブンイレブンという企業は間違いなく経営的には超優良企業です。

帝国データバンクを見れば、会社の評価がずば抜けていることが一目瞭然です。

当時の売上高ですら2兆円を超えており、いまは4兆円に達しているようです。これは、小売業界で断トツの規模であり、経営手法も常にパイオニアの位置にいると言っていいでしょう。

セブンイレブンに関する書籍は毎年のように何かしら出版されています。

内定から就職するまで


みちおは新卒入社でセブンイレブンに入社したのですが、会社説明会は大企業らしく東京国際フォーラムの大きなホールでした。

参加している学生の多さにびっくりして、1回の会社説明会でこんなに学生が来るなら、内定予定者数がいくら多くても内定なんて絶対出ないんだろうな、と説明会の時点では思っていました。

しかし、選考はあれよあれよという間に通過していき、一番にセブンイレブンの内定が出てしまいました。

3流大学出身のみちおですから、まさか(経営的には)超優良企業であるセブンイレブンから内定が出るなんてこれっぽっちも思っていなかったので、勝ち誇った気持ちでいたものです。

そのため他に選考が進んでいた企業の大半をこの時点で辞退してしまいました。


しかし、内定が出てもすぐに入社意思は示しませんでした。

2ちゃんねるのブラック企業ランキングでセブンイレブンが偏差値上位にいることが気にかかっていたのです。

当時、偏差値がいくつに設定されていたか忘れてしまいましたが、最新のものをみても偏差値72という相変わらず輝かしい数字のままでした。


当時は、いまのように「ブラック企業」という言葉が一般化されておらず、2ちゃんねるのなかだけで言われていた言葉でしたので、どこかその情報を鵜呑みにできない自分がいました。


結局、入社意思を保留していたら、人事部の方との面談があり、いい人だなって思ったことが決定打となり入社を決めました。

採用を担当する人事部なんて、大企業ほど見映えのいい社員を配置するのに、そのことすらよくわかっていなかった若造に、入社を思い留まる判断能力があったとは到底思えません。


また、もし就職してダメだったとしても、これだけの大企業だから転職に活きるだろうという、間違った思いもありました。


当時から「将来は自分の家庭を持って家族仲良く暮らしていきたい」という家庭円満への想いが強く「そのためにはお金で苦労をかけさせられない」と金銭的なことを優先させ、大企業であり、経営的には超優良企業であるセブンイレブンなら、との思いで決断した側面もありました。

結果的には家庭円満とほど遠い、家庭も自分自身も壊してしまう企業への就職となってしまったのですが…。


新入社員研修・入社式


新卒入社した同期は400人近くいました。新卒でこれだけ採りながら、中途採用も随時募集していました。

いまはセブンイレブンがない都道府県が沖縄県だけになりましたが、当時は四国に全く出店していないなど、セブンイレブンがない県がまだ割と残っていました。

当時は、中京圏に乗り出した時期だったので、とにかく人が足りなかったようです。


セブンイレブンの入社はどこよりも早く、大学を卒業する前の3月にはもう新入社員研修に行かされます。いきなりセブンの研修センターに泊まり込みでした。

しょっぱなからとにかく大変な研修でした。何をしたか全然覚えていませんが、とにかく課題が多く、寝る時間がまともに取れませんでした。

セブンイレブンでアルバイトをした経験のある人なら知っていると思いますが、勤務開始前に大声で読み上げる「誓いの言葉」と「接客6大用語」は徹底してやらされた気がします。


あと、他の会社だと信じがたいと思いますが、セブンイレブンはとにかく髪型に厳しいです。

耳に髪がかかってはいけなかったり、もみあげがあったらいけなかったりする決まりがあり、通称「セブンカット」と呼ばれていました。

新入社員研修では、髪型の検査もありました。

なんと、ここで検査にひっかかると自費ですぐにセブンカットにさせられます。おそろしや…。


とにかく新入社員研修からかなりハードで、体育会系というか、宗教チックな研修でした。

俺は軍隊に入隊したのか? って思えるほど大変でした。教官も威圧的で恐ろしかった。


軍隊と言えば…。最後の最後までどうにも慣れなかった言葉がありました。

セブンイレブンでは「わかりました」「かしこまりました」というのをスピード感を持って言えるように「した」と略して言うことが決められています。

だから、研修時は「した」の連発です。しかも、言い方はスピード感を持って言わないとダメです。間髪いれずに「したっ!」です。

体育会系すぎるなー。文化系のみちおには慣れないわけです。


新入社員研修の最後にはみんなで肩を組んで長渕剛の「乾杯」を歌いました。

泣きながら歌っている新入社員がいたのを見て、かなり冷めた気持ちで見ていたことはよく覚えています。

いやー、宗教チックだなー、やばい、と。


そんな新入社員研修の後に入社式でした。

この入社式も全国に先駆けて実施されることから、毎年ニュースに取り上げられます。

手話を使いながら歌を歌ったりしました。完全に外部へのアピールですね。


入社式も集合時間がとにかく早かったことを記憶しています。集合場所の本社は、家からさほど遠くなかったのに、日が昇る前に家を出発しました。

グループ企業が一緒になっての入社式で、手話の練習などもあったので仕方ないとは思いますが、やっぱりそこもセブンらしさだと思います。


苛酷な戦いは入社3か月後にはもう始まった


入社後は、本部の直営店に見習いとして入って、ほとんどアルバイトと同じようなことをします。

アルバイトと違うことと言えば、業務日報を書かなきゃいけないことや鈴木会長(当時)の講話を定期的に読まなければいけないことくらいでした。

体育会系な会社ですから、新入社員に机など貸してくれるはずもなく、お店のバックルームの床で書類を書いたり、ご飯を食べたりしたものです。


ブラック企業と言われる所以を実感し始めたのは入社3か月後でした。

見習いが終わり、副店長として配属されたときからです。

入社わずか3か月でもう役職手当がつきました。

すごい! と思うなかれ。役職手当のせいで管理職扱いで残業代が支払われないんです。入社3か月でですよ? ブラックすぎるなー。

100時間をゆうに超える残業をしているのに、管理職手当は4万円弱ですから到底割に合いません。一度、時給換算してみたときは700円くらいでアルバイトよりも低く落ち込みました。

(その後、残業代が出るようになったとの話も聞きましたがどうなんでしょうね。きっと圧力をかけられて時間通りにつけられなかったりするんでしょう。)


直営店はだいたい店長と副店長のふたりだけが社員で、あとはアルバイトのみです。

オーナーさんのお店が旦那さんと奥さんのふたりでやっている、という考えからそうなっているようですが、店長は2年目社員で副店長が入社3か月ですよ?

これで年商2億円の1店舗を経営させられちゃうシステムを作っているところはすごいなぁーと思いますけど、現場にいる側はそりゃーもう大変です。


ふたりっていうのがキツいんです。

直営店は本部からの指示がアレコレすぐに入るので、オーナーさんのお店よりもやるべきことが多いんです。

それなのに肝心要のアルバイトは、募集しても全然集まらないし、すぐ辞めちゃうし、見てないところで不正したりするしで、振り回されるわけですよ。

本当ならクビだ! って言いたいことが山程あるけど、そんなことをしたら、ただでさえ厳しいシフトがもっと厳しくなって、自分の首を絞めることになってしまうので、ぐっとこらえること数知れず。


24時間365日営業って利用者は当たり前のように感じるけど、経営する側は気が休まるときが一時もなくて本当に大変です。

仕事を終えても、夜中寝ているときでも、お店は営業しているので、時間構わず電話がかかってきます。

コンビニは少ない人数でお店を回すので店長、副店長にまわってくるしわ寄せが半端ないんです。

アルバイトに責任を持たせるなんて至難の業ですから、どうしてもそうなってしまうんです。



まだまだ書くことがあるので、この記事は小分けにして公開します!

続きは「その2」へ。

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自分の身を変えるのは自分で行動するしかありません。
ブラック企業にいてくすぶってるくらいなら、さっさと行動して次を目指すべきです。
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