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セブンイレブン本部社員の退職記!その2~果てしない労働時間と果てしないノルマ~

「その2」です。

「その1」を読んでいない方は、まずはそちらからどうぞ!

セブンイレブン本部社員の退職記!その1~まるで軍隊のような新入社員研修~ - 家庭円満.com

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photo by Japanexperterna.se

労働時間が異常すぎる。月180時間残業は過労死を体感します。


入社3ヶ月後から短くて月100時間、多いと月180時間の残業が退職するまで続きました。

24時間365日営業ですから働く時間は当然、昼夜問わずです。元旦だって仕事です。


平均すると月130時間くらいの残業だったかと思います。

130時間残業のイメージとしては、9時から勤務開始だとしたら、週1休みで毎日22時まで仕事、という具合です。

ちなみに月180時間だと、同じ条件で毎日24時まで仕事、という具合です。

通勤時間を考えると寝る時間が全然ありません。常に3、4時間の睡眠時間だったように記憶しています。


1日の勤務が24時間ということはしょっちゅうありましたし、ひどいと仮眠なしで2日分まとめて働いたりしてました。

どういうことか理解しにくいので例をあげます。


勤務例

今日も重い身体に鞭を打って朝の8時に出勤しました。いつものようにシフトに余裕がないので、バックルームにこもらず積極的に店頭に立っていました。

夕勤が来てようやく落ち着き始めたので、発注業務を終えた後にやっと日報やら報告書などの社員の仕事を始められました。


22時からは夜勤になりますが、シフトに入るはずのバイトが来ません。電話しても音信不通…。マジか…またしても無断欠勤だ。

慌てて代わりのバイトを探すも急に夜勤に入れる奇特なバイトなどそういません。

そろそろ帰るはずが、バイトの穴埋めで予定外の夜勤に突入です。無断欠勤したバイトはもうこのままバックレ確定だろうから、今後の夜勤シフトも穴だらけです。


しばらく夜勤を社員で回すのかと深いため息をつきながら、夜中大量に納品される商品を陳列します。バックレには絶対残りのバイト代払わないからな、とぶつぶつ言いながら、眠い目を擦って鉛のように重い身体を動かします。

もちろん仮眠するような時間などありません。


朝になり、ピークが少し落ち着いたところでタイムカードを切りました。時間は8時少し前になっていました。

約24時間働き詰めでようやく帰れるか、と思いきやこの日もシフトは穴だらけ。

到底帰れる状態にありません。


仕方なく、少しでも早く帰れる可能性を残せるよう、退勤後1分過ぎたところですぐに出勤のタイムカードを切りました。

2日目の勤務にそのまま突入です。所定勤務時間が過ぎたら帰れるといいなーと淡い期待を持って、フラフラになりながらレジに立ち続けます。

もはや眠すぎて、意識を飛ばしながらレジを打ちます。反射で動いているのようなものです。

どうにも耐えられなくなったときは、ウォークイン(ドリンクが並んでいる冷蔵庫。裏手から商品を入れられるようになっているんです。)に入って寒さで目を覚まさせようとします。


なんとか夕方まで眠さに耐えながら頑張って、夕勤のバイトが来たところで最低限の仕事だけこなしてようやく退勤です。

普段19時に帰ることなどないけど、さすがに限界で19時にタイムカードを切って家に帰りました。

1日目の出勤から35時間店に居続けました。仮眠を取ることもできず、休憩もろくに取っていないので、帰り道はもうへろへろです。

とにかく長く感じる2日間でした。


こんな勤務をこなしておきながらも、また次の日は朝早くから出勤です。

※※勤務例ここまで※※


この勤務例はひどいときですが、だいたいこのような勤務を退職するまでの2年間続けました。

休みはほぼ週1回だったので、年間休日も70日程度だったと思います。夜勤明けの休みなんて休みのうちに入らないのにね…。


残業がひどいときは本当に死にかけました。血を吐いたり、パニック症状が出たりしたもんなー。

帰り道、酔っぱらっているわけでもないのに、気を失って気付いたら見知らぬベンチにいたりしたこともありました。

忙しすぎてそのときの記憶がすっぽり抜け落ちているのも、いまのとなっては怖い話です。

過労死の寸前を体感した時期でした。


とにかくアルバイトに振り回される


先ほどの勤務例ほどではありませんが、「1日目夜勤 → 2日目そのまま日勤」という24時間コースもよくありました。


こういう話をすると、シフトをしっかり埋めればいいでしょ? とお思いかもしれませんが、コンビニのアルバイトの集まりにくさは半端じゃありません。

求人情報誌に高いお金払って広告を出しても、問い合わせが1件も来ないことなんてよくある話です。

だから、よっぽど不正をしそうな怪しい人じゃない限り、面接希望者はほとんど採用していました。

外国籍、高齢者、中卒者など他のところでは敬遠しがちな人を平然と採用していました。だってそうしないと仕事が回らないんですから。

でもやっぱり人を選べない以上、不正もよくありました。レジの現金やら商品やらを店員であるアルバイトが盗んでいくんです。

タバコなんてカートンで盗まれようものなら大変な額になってしまいます。そうなると、棚卸であまりにも差額が出てしまうので管理体制を問われて上司からヤクザのような罵声を浴びせられます。

お店の防犯カメラはお客さんのため、というよりもむしろ、店員の監視のためになっていました。録画したのを確認するのは、ほぼほぼ店員の不正確認でしか使っていませんでした。


それでありながら、せっかく入ったアルバイトも割とすぐに辞めてしまいます。

だからなんとか辞めずにたくさんシフトに入ってもらえるよう、ものすごく気を遣ったものです。とにかくバイトが楽しいと思ってもらえるようにしたつもりです。


でもやっぱりそんなにうまくいくものじゃなく、在籍中にシフトが安定したことなんてほぼなかったです。

自分の仕事がこんなにもアルバイトに左右されることがとにかく嫌でした。


非現実的なノルマに終わりの見えないキャンペーン


セブンイレブンをよく利用される方はお気づきかと思いますが、セブンイレブンはしょっちゅう時期ごとに売り込み商品が出されます。

そのため常にノルマに悩まされ続けます。どんなものがあったか羅列してみます。


おせち、恵方巻き、バレンタインデー、ひな祭りケーキ、ホワイトデー、あんぱんの日、母の日ギフト、父の日ギフト、納豆の日、土用の丑の日、お中元、ボジョレヌーボー、お歳暮、クリスマスケーキ、年賀状・・・


ほぼ毎月なにかしらあります。キャンペーンが終わったと思ったらまた次のキャンペーンです。


入社して一番最初にあったのが4月4日の「あんぱんの日」でした。

まだ研修中だったから、研修先のお店で売り上げに貢献するために、自分で食べたくらいですけど、それ以降のイベントほぼすべて食べきれないくらい自腹購入しました。

どれも、対前年比を超えることが絶対条件ですからその数字が尋常じゃないんです。普通に売ってそんなに売れるわけがない、はちゃめちゃな数字なんです。

だけど、コンビニの商品ってそこまで高くないじゃないですか? だから、アホみたいな数をまとめ買いしても個人で買えちゃう範囲なんです。


たとえば、恵方巻きが400円くらいだったかな。

100本買っても4万円ですから買いたくないけど、買えないこともないじゃないですか?

そうすると、めんどくさい思いして売るよりも、買ってしまった方が楽だってどうしても思ってしまうんです。


そんなことしないで、売れなかったら売れないでいいじゃん? って思いますよね?

もし間違ってそんなことをしてみたらどうなると思います?

ヤクザまがいのパワハラ上司がリアルタイムで見れる売り上げを見て店にすっ飛んできます。そしてものすごい剣幕で怒られます。

売るか死ぬかみたいな感じになります。

それを平然とやり過ごせる精神の持ち主はいません。そんな目に会うくらいなら、自腹してでも早く帰りたいんです。


ギフトは単価が高いだけに自腹額が多くてきつかったですね。

ボーナスのうち10万円は現金支給だったんですが、それはすぐにギフトを買えるようにするための配慮だったと思ってもいいくらい自腹してました。

こんなことしてると金銭感覚がおかしくなってくるし、物は大事にしないし最悪です。そのせいもあって、貴重な休みの日の浪費につながったのかもしれません。


ちなみにギフトなどの予約商品は、お客さんから注文を受けるなんて限りなくゼロです。

だから、アルバイトにお願いするなど身内に買わせることにつながってしまうんです。

普通、コンビニから好き好んで贈り物なんてしませんよね? ひな祭りのケーキをコンビニでわざわざ予約する人なんていませんよね?

そんなイベントが毎月のように繰り返されるわけですから、社員はどんどん疲弊していきます。


しかも、重点的に売らなきゃいけないのはイベント商品だけではありません。

会長一押しの商品はケタが違うんじゃないか、というくらい発注させられますし、おにぎりやらおでんやら、セールがあるとその販売数を競うハメになります。


魔のおでんキャンペーン


みちおが一番嫌だったのが、夏のおでんキャンペーンです。70円セールってやつですね。

これ9月の頭にあるんですが、まだ真夏みたいな天気のなかで、お客さんにおでんいかがですか? って勧めなきゃいけないんです。

「こんな暑いのにおでんなんか食えるか!」と、何度お客さんから怒られたことか。


おでんだから仕込みもしないといけないじゃないですか。大量に売るためには大量に作らないといけないから、とにかく大変なんです。


しかもこの目標がハンパじゃないんです。

ちなみにコンビニで夏におでんが通常、1日いくつくらい売れると思います?


ほぼ、1ケタです。買うお客さんは2、3人ってところ。

作るだけ無駄じゃないか? と何度思ったことか。


で、実際70円セールの売り上げ目標数がいくつに設定されると思います?


100個、200個ってところかな? って思いますよね。なんてたって外はまだまだ暑いんですから。


ところがどっこい。

当時の売り上げ目標数は1日で1,000個でした!!

誰もがそんなに売れるわけないって思いません?

1時間に42個も売ってようやく1,000個です。真夜中にそんなに売れるわけないので、1時間に60個くらい売る勢いじゃないと到底1,000個なんて届きません。


おでん専門店じゃあるまいし、店頭でどんなに頑張っても限界ですよね。


このキャンペーンが1週間くらいあったのかな? 期間中は本当に地獄のようでした。

アルバイトに任せても売ろうとしませんから、夜中の2時3時まで仕込みを含めて社員がやらざるを得ませんでした。

上司はいつ何時、店に偵察にくるかわからないので、おでんが作られていないものなら、殺されます。

実際、キャンペーンの始まる前の日の23時頃に突然上司が来て、おでんの準備ができていないことに激怒して0時のスタートに間に合うように準備させられることもありました。

殺されるかと思うくらいの罵声でした。

こんな夜中でお客さんが少ない時間にたっぷり用意しても買う人なんてほとんどいないのに…、なんて死んでも言えません。


こんなんですから、自腹してごまかそうってだれしも思いますよねー。


社内では自腹による伝説もありました。

クリスマスケーキを大量に自腹買いした社員が自暴自棄になって、川に全部捨ててケーキが流れて行った話とか。

どう考えても普通じゃないな。



まだ書き終わりそうにありませんので、続きは「その3」へ。

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