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家庭が円満であればどんなことだって乗り越えられる!

身近な幸せを感じたいなら、高島大さんの「すぐそばも幸せにできないで。」が超おすすめ!

家庭円満を目指している当ブログがおすすめする良書を紹介!

身近な幸せを感じたいならこの1冊は間違いないです。

「すぐそばも幸せにできないで。- 半径5メートルのレシピ -」著者:高島大(ワニブックス/2016年)

Facebookから拡がった共感できる言葉の数々


著者の高島大さんは、人間関係トレーナーとして活動されている、小さな娘さんが1人いる3人家族のパパです。
DAI TAKASHIMA Official Site | 人間関係力トレーナー 高島大

Facebookに掲載していたコラムにたくさんの「いいね!」が付けられたことで日の目を浴びるようになったようです。


「いいね!」の数はなんと、2年間で累計100万いいね!ですから、反響の大きさがどれほどかって話ですよ。

芸能人でもない一個人での100万いいね!ですから、いかに共感がさらに共感を呼んだかってことが分かっていただけるのではないでしょうか。

Facebookって一応限られたコミュニティですから、ひとりの「いいね!」が何人もの「いいね!」となって拡散したんでしょうね。


私みちおも高島さんの存在を知ったのはFacebookでした。

古い友達が「いいね!」をしていたため、みちおのタイムラインに高島さんのコラムが表示され、それを目にしたことがきっかけでした。

いくつかのコラムを読むと、ちょうど妻の出産が終わったばかりの状況と高島さんの書かれている状況が重なり、ひとつひとつの言葉が身に染みたことを覚えています。


何気ない日常を幸せと感じる感度が高められる


まず出版社の本の紹介文をご覧ください。

もし世界中の人々が半径5メートルの“すぐそば”を幸せにすることができたなら、この世界は一瞬で幸せに溢れた世界になる。すぐそばを幸せにする人間関係トレーナーによる、これからの時代を生きる家族の新しいバイブル。

半径5メートルとは身近な家族を指しており、高島さんで言うなら、奥さんと娘さんを幸せにすることですね。

本のなかでは、高島さんが家族を幸せにするために、どう考え、どう行動しているかが親近感のある語り口調で書かれ、知ることができます。


正直、どれも当たり前といえば当たり前なことの連続なんですよ。

だけど、当たり前すぎて気づいていないことや忘れてしまいがちなことを、気付かせてくれたり、思い出させてくれるのがこの本の魅力です。

どうしても家族って身近すぎて、ひとつひとつのことに有難みを感じにくくなるので、幸せ感度を戻すのにこの本は最適なんです。


本の紹介文には次のようにも書かれています。

親子、夫婦、恋人、そして自分との関係において本当の幸せとは何なのか?

何気ない日常をハッとする視点で切り取りまるで隣で語りかけられているかのような温かな表現で綴った著者の言葉は、読む者の心にすーっと染みわたり、読み終えたあと大切な人に会いたくなります。

みちおの気に入った言葉を少し取り上げさせていただき、高島さんの言葉が染み渡る感覚を感じてください。

そして、大切な人に会いたくなる感情を呼び起こすきっかけになればいいなと思います。


当ブログも「家庭が円満であればどんなことだって乗り越えられる!」をテーマにし、「身近な幸せがなによりも幸せ。」と謳っているので、当ブログの読者なら間違いなく「うん、うん」とうなづいてくれること必須です!

全世代が共感できる言葉の数々ですが、特に出産後間もないママにとってはハンカチなしでは読めない言葉がたくさん綴られています。


こんなところに幸せは転がっている


みちおが特に見に染みた言葉をいくつかご紹介します。

「感謝」の天敵は「当たり前」。

やっぱり日々のことって、いつものことだから、やってくれて当然ってどうしても思いがちなんだけど、初めてやってくれたときが当たり前じゃなかったように、何年経ってもそれは、ありがたいことだと思うんですよね。

そんな忘れがちな気持ちを分かりやすく表してる言葉だなって感じています。当たり前って安心できるようですけど、実は怖いことなんですね。


「子育てで俺が大切にしているコトは、実は子供よりも奥さん。」

まさにこれ!

イクメンだなんて言うより前に、妻のケア能力の向上が何よりも大事!

いくら子育てや家事能力があっても、妻の気持ちに寄り添えなかったら家庭崩壊しますから。


「関心は持てるモノではなく意識して持つモノ。」

関心は3年でなくなるのが普通ってことに対して、

「関心を持たないからパートナーに興味がなくなるんやわ。」

と高島さんは言われてます。

たしかにそれはあって、みちおも妻と知り合ってすでに3年過ぎてますが、意識しないと妻がいま何にハマってるとか分かりません。付き合い始めの頃と大違い。

こういうことを、当たり前と思うと、お互いどんどん関心が薄れ、身近な幸せは少なくなっていくと感じます。

子供に対してもそれはあると思って、意識して関心を持たないと成長の具合も感じにくくなり、妻との間にモチベーションの差が生まれてギスギスしてしまうでしょう。

関心がなくなるのは当たり前と、ここでも当たり前を受け入れてはダメなんだなと思わされました。


「『マンネリ』は解消するモノではなく、ホッコリと味わうとてもとても幸せなモノ。」

夫婦に限らず、カップルにもよく、ドキドキする関係じゃなくなったことを憂う人がいますけど、他人とマンネリになれる関係って実は幸せなんですよね。

安心感がないと決してマンネリにはなれませんから。

高島さんは、「共に過ごし積み重ねてきた歴史があるからこそ、ホッコリできる存在になれた」と言われていますが、そうだよなーと妙に納得してしまいました。

刺激的な関係が好きな人は、たいてい関係が長続きせず、求めてばかりいるので、みちおの目から見ると常に苦しそうに見えてしまいます。


子供のお誕生日はママも誕生日

なんのこっちゃ? と思われてしまうかもしれませんが、

「今日めでたく1歳を迎えた娘。
と同時に、うちの奥さんがママとして初めての1歳を迎えた日でもある。」

という言葉も付け加えさせていただければ分かってもらえるかと。

この言葉を読んだとき、ちょうど0歳児の育児真っ只中だったので、妻の苦悩を身に染みて感じるきっかけになりました。

1年間で授乳をした回数4,380回とかって数字に出されると、とんでもないなって思いますよね。

そのうち俺は何回役に立てたんだろ? って。

他にも子育て関係のコラムは多くて、子供のペースに合わせるから、妻の意思や予定は思い通りにいかないことの大変さなども身に染みました。


良書ですがどうしても言いたいこと


気持ちが温まっているところ申し訳ないんですが、家庭円満のブログとして、どうしても言いたいことがあります。

家庭生活が順調に幸せを持続していればいいですが、山あり谷ありが人生というものです。

高島さんが書かれたなかで一言、一歩間違うと危険な考え方が含まれていたので、家庭円満.comとして指摘させていただきます。

その考え方バーンアウトしませんか?

次の文をみなさんはどう思われますか?

いつも何よりも、奥さんを大きな笑顔と大きな心で包み込み、いつも心と身体を大切に支えてあげるコト。
それが一番大切なんやと思うわ。
お父さんは仕事も家のコトも、子育てや奥さんのケアまで大変!?
大丈夫!
だってお父さんやからな。

深く考えなければ父親として自覚を持つうえで必要な考えですが、逆説的に考えると、あらゆることをこの考え方で押し通すこともでき、危険な思考が生まれかねません。

たとえば、

大変でも母親だから大丈夫でしょ! とか、

母親ならこのくらいやって当然でしょ! とか、

子どもだから親の言うことは聞いて当然! とか


高島さんのトーンと全く合わない考え方ですが、「お父さんなら大丈夫」と父親に限ってそう言い切ってしまうのは、そのうち母親にも子どもにもそうやって「当然」ということを押しつけてしまう恐れがあります。


たとえそのようなことがなくても、頑張りすぎてしまって「バーンアウト」してしまう恐れがあります。燃え尽き症候群ともいいますよね。


家族関係は終わりのない関係です。無理がたたれば、そのうち我慢できなくなることだってあって当然です。

だからこそ、そうならないためにも、「お父さんだから大丈夫!」という考え方は危険なんです。終わりが見えているならいいんですが、そうとは言えません。


なら、どうすればいいか? 家庭円満.comならこう答えます。


「お父さんは仕事も家のコトも、子育てや奥さんのケアまで大変!?
大丈夫!
たまには奥さんにバレないようにこっそり仕事帰りにでも息抜きタイムを取って、気持ちをリセットすればいいんやで。
そして家に帰ったら奥さんのケアを全力でしてあげるんや。」


高島さんらしい口調で書いてみたけど何か変。

でも、言わんとしてることは分かってもらえたでしょうか?

どこかで気休めをする余裕がないと家族関係は維持できません。人間そう強くはありませんから。

もちろん、妻にも同じように自由な時間をプレゼントしなきゃダメですよ。それをもっての息抜きタイムです。


いくら夫婦関係、家族関係といえど、内緒なことはあって当然です。なんでもかんでもオープンであることが良好な関係の秘訣とは到底思えません。

だから、こっそり、仕事人でも家庭人でもないちょっとした時間を持って英気を養うことも罪にはならないと思いますがいかがでしょう?

そのことについては次のような記事も書いています。
www.katei-enman.com


高島さんらしくない?

もうひとつ、ついでに指摘させてもらうと、本のタイトルが少しもったいないと思います。

「~できないで」と、高島さんにはない否定語が含まれているのが残念に思いました。

これは出版社の意向かもしれませんが、みちおとしては否定語の入らない「すぐそばを幸せにする!」と断言したようなタイトルにしてもらいたかったですね。


身近な幸せを感じたいなら


最後に余計なことを言ってしまいましたが、高島大さんの「すぐそばも幸せにできないで。- 半径5メートルのレシピ -」は本当におすすめです。

1度読んでも定期的に読み直して、身近な人を大切にしたい気持ちを常に持てるようにしたいものです。


高島さんは熱のこもった講演もされていますので、本を読んで興味のある方は、そちらもチェックされてはいかがでしょうか。