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イクメンはスーパーマンではない。イクメンでいながらの出世は無理!

イクメンは出世しない!

島耕作の作者である弘兼憲史氏が2015年に「育児に熱心な男は出世しない」とコラムに書いたことがきっかけとなり、SNSを中心に話題になったことですが、果たしてそんなものなのでしょうか?

弘兼氏の主張は次の2点です。日経STYLEの「イクメンは出世できない』は本当か」より引用させてもらいます。

●「昨今、もてはやされているイクメンだが、家庭的なパパは会社ではそんなに出世しない」
●「たとえ子どもの誕生日だとしても会社の重要案件となれば、給料をもらっている以上、やっぱり会社を優先すべきです」


私みちおも2歳の息子がいる父親として、やって当然とばかりに、積極的に育児と家事をしているので世間的には「イクメン」と呼ばれる部類に入っているかと思います。

そんな私みちおの場合もイクメンであることで出世に影響しているかどうか、子どもが生まれる前との比較を元に検証してみました。


結論としては・・・

やっぱりイクメンでありながら出世コースに乗るのは無理だわ!


でした。

その理由を順を追って説明していきます。

奥さん、これでも旦那さんをとことんイクメンであってほしいと思いますか?

労働時間が限られてくる

Super Dad

イクメンといえど当然のように仕事はあります。妻が専業主婦であろうが、共働きだろうが、一般的に旦那さんは稼ぐための仕事をしています。

仕事を持ちながら、いわゆるイクメンであるためには、仕事時間を極力最小限に留めることが妻から求められます。

「家庭が第一でしょ?」「早く帰ってきて子どもをお風呂に入れて!」といった風に・・・。


元々残業のない職場なら何ら問題もないでしょうが、元々残業ありきの職場にいるイクメンの場合、これがかなりネックになります。

早く帰りたいのは山々だけど、仕事が終わらない。同僚が誰も帰っていないなかで帰りづらい。といったところです。


みちおの職場もブラック企業のようなレベルの残業ではありませんが、ほどほどに残業をしないとこなせない量の仕事があるので、いつもいつも早く帰ることは無理です。

そうなると、完璧なイクメン像を期待する妻は嫌がります。残業が続くようになると、仕事の効率が悪いんじゃないか? あんたんとこの職場の体制はおかしいんじゃないか? とか知りもしないのにそんな態度を取り始めることがあります。


その不機嫌さは何にもまして嫌なので、そうなると無理矢理早く帰れるように無茶をするようになります。

周りの目を気にしない。重要度の低い仕事は捨てる。仕事の完成度よりも終わらせることに力点を置く。といった具合に仕事のやり方を変えて早く帰ろうとします。

正直、その仕事ぶりでいいのかと言われれば、不完全燃焼です。自分でもそう思っている仕事のこなし方だから、上司から見たらいい加減に仕事してるようになおさら見えますよね?


結局、労働時間がイクメンであるために限られてくると、労働時間に制限のない社員よりも余裕の無い仕事ぶりになってしまいます。

みちおも子どもができる前は、仕事の都合を第一に残業して終わらせるべきことは終わらせていたのに、いまや一転、最低限の仕事はこなしているけど、必要以上のことはしない仕事ぶりになってしまいましたから・・・。

それで同じように出世を望むって都合良すぎますよね。


急な休みを取らざるを得なくなる


イクメンであるためには、子どもや妻の急な体調不良が起こった場合、極力休むことが求められます。

もちろん緊急事態なら休むのが当然ですが、イクメンの場合、微妙なラインのときでも休むことが求められたりします。寝込む程じゃないけど子育てするのはつらい妻の風邪とか。

下手に仕事に行けば、「体調不良なわたしを置いてそんなに仕事が大事なの?」と思われかねない場合もあります。


どちらにしても、イクメンであると、自身の体調以外の理由で急に休むことが増えます。

仕事に支障がなければいいけど、そもそも余裕が無い状態で仕事をこなしているので、影響なしというのはなかなかあり得ません。

同僚に代わりにやってもらうことだってあるでしょう。


そうなるとどうか。「家庭のためになんで私たちが面倒なことしなきゃいけないの?」と周りからじわじわと不満が染み出てくるでしょう。

こんな状態でありながら出世よろしくお願いします! なんてやっぱり都合良すぎです。


この部分については、みちおは仕事のことを考え、極力休まないようにしているけど、さすがにここぞというときは休んでいます。それでも仕事の方が大事なんだ、と嫌みを言われています・・・。


仕事のスキル向上のための自主学習ができない


残業が元々ない会社や急な休みに寛容な会社の場合、先の2つは特に出世に関係しません。

ただ、仕事外の時間をつかって自主的に行う、仕事のスキル向上のための自主学習の時間が持てないことはイクメンの大きなマイナス要因となります。


いまはどの会社だって、言われたことをこなすだけの社員を求めていません。自分で考えて自分で切り開いて行くバイタリティーが求められます。

そんな時代だからこそ、仕事以外の時間で能力を高める勉強をしていかないと同僚との差別化は図れません。

スキル向上のための自主学習とはなにかですが、業界の情報収集ですとか、パソコン技術の向上、会計や経営手法の知識向上などなど、仕事を有利に進めるために会社から言われたこと以外に学ぶべきことは誰にだってあります。


しかし、イクメンは家に帰れば育児や家事、はたまた妻のご機嫌取りが待ってます。腰をすえて勉強する時間などありません。

こんなんで出世コースに乗ろうとするなんて無謀な話だと思いません?


付き合いが悪くなる


サラリーマンであるとどうしても避けて通れないのが仕事関係の付き合いの飲み会です。自社内での飲み会もあれば、取引企業との付き合いでの飲み会もあります。

しかし、イクメンは極力そんな付き合いには出ずに家に帰りたいもの。付き合いの大事さを分かっているので出席はするけれど、2次会はお断りするということもあろうかと思います。


でも、イクメンとはほど遠い年配層ほど、飲みニケーションとか訳分かんないこといって、お酒の場を重視します。その場で何をするかよりも、その場にいることを重視する訳のわからなさです。

そんな相手だと2次会に付き合わなかったというだけで仕事までできないに結びつけることもあり得ます。ホント訳分からないけどそんな現実があるので、イクメン諸氏はイクメンを貫くと出世で痛い目にあう危険性があります。


みちおは誘われるであろうときは事前に妻に話し、終電までには帰ることを前提に出来る限り参加しています。

それでも突発的な飲み会には参加しなかったりするから、以前に比べると付き合いが悪くなってます・・・。


それでもイクメンと出世を両立させるためには


といったように、本気でイクメンでありつづけようとすると明らかに出世に響くのが日本の労働環境です。

だから弘兼氏がイクメン肯定派でありながらも「給料をもらっている以上、やっぱり会社を優先すべき」と発言するのは、イクメンが正しくて仕事に打ち込む旦那さんは正しくない、という現代の風潮に一石を投じる重要な提言だと思います。


じゃあどうするべきか?

出世ははなから諦めて最低限の仕事だけこなしてイクメンに徹するか。

それとも、昭和の夫のように家庭を顧みず仕事に生きるべきなのか。


ゼロか百かという考え方はよくないです。

本サイトがおすすめするのは、イクメンの日と仕事人間の日を分ける、ということです。スーパーマンじゃないんだからあれもこれもできないからさ。


わりと余裕のある時期は仕事は最低限にしてイクメンに徹する。もしくは平日の週に2日はイクメンに徹する。

一方で、ある時期はどうにも忙しいからイクメン要素は消して仕事に徹する。もしくは平日の週に3日は仕事中心に過ごす。


と言った具合に立場を使い分ければイクメンと出世が両立可能かもしれません。


でも、やっぱり出世メインで考えるとイクメンでいようとすると絶対的に不利だと思うんだよな。

もうみちおは、仕事人間でいることはどうやら無理だから、身の丈にあった出世でいいやと思い始めています。