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年間300回講演を見る映像配信のプロから学んだ相手に伝わる発表の極意

今回は、セミナーなどの映像配信をしている業者さんから聞いた発表の上手いセミナー講師の特徴の話を、自分自身への振り返りの意味もこめて、皆さんにご紹介します。


どんな仕事でも講師の機会はないとしても、プレゼンをする機会は意外とあるのではないでしょうか?


この内容は、プレゼンにも言えることなので分かりやすい発表の極意を感じ取ってもらえると思います。


また、ゼミなどでパワーポイントを使った発表の機会が多い大学生もかなり参考になると思います。


自分が発表する機会を思い浮かべて読んでみてください!

1年で300回のセミナーや講演を見てわかった良い講師の特徴

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お話を伺った業者さんは、セミナーや講演などをビデオに撮ってライブ配信をしたり、後日編集を加えて映像にすることを仕事にしている方です。


年間にすると300回はセミナーや講演を見ているそうです!

興味のないセミナーや講演も多いでしょうから仕事とはいえ、なかなか大変ですよね。(私なら撮影中に寝てしまいそうです…)


その方いわく、内容的なことは分からなくても、いろいろな分野のいろいろな講師を見ていると


「この人は、話しが上手、聞いていて飽きない」という人と

「この人は、何を伝えたいか分からない、受講者も寝ている人が多い」という人がすぐにわかるとのことです。


なんてたって、撮影中だけでなく、編集中もずっと講師を見ているわけですから、良い講師と悪い講師を見分ける能力は並大抵ではないですよね。


そこで、良い講師の特徴を聞いたところ、大きく4点あるとのことでした。


どれも当たり前のように感じることですが、意外とみんなできていないことが多い内容だと感じました。

以下よりご紹介していきます。

身振り手振りが多い


まずは、身振り手振りが多いことです。


いい意味で目立ちますし、受講者に伝わる熱量が圧倒的に違います。

仮に中身が同じ話しでも、身振り手振りを付けるだけで断然違う印象を与えられます。


その場ではなく映像として見る側にしても、残像に残りやすく好印象になります。よく動いていた人、という印象だけでも差別化になります。


映像配信をスマホで見ることも増えているので、小さい画面だとなおさら、動きの多い人の方が印象に残りやすいですよね。


パワーポイントの資料は1枚につき3行までにする


パワーポイントの資料をそのまま話す講師って結構多いと思いませんか?

資料さえもらえれば参加しなくてもいい、と思えてしまうセミナーや講演は非常にもったいないですよね。せっかくのライブ感覚がなくなってしまいます。


省庁のパワーポイントの資料がまさにそんな感じで、小さい文字で1枚にものすごい情報が詰め込まれています。

もはや詰め込みすぎてなにを言いたい資料なのかさえわからないと個人的には思っています。


資料としてはわかりやすいかもしれませんけど、受講者を引き付ける講師という意味ではマイナスですよね。資料さえ読めばいいわけですから。


また、このようなパワーポイントの資料を用意する講師の場合、資料を見て話す人が多く、下を見ながら話を進めるため、受講者も一緒に下を見ながら話を聞くことになります。これじゃあ受講者も寝てしまいますね…。


そうならないためにも、パワーポイントの資料に多くの文字を書かないことです。


伝えたいことは3行程度にまとめた方が情報も精査されて、伝わりやすいです。


資料としてどうしても細かな情報を配るのであれば、講師は資料にない必要な部分を補足したり、かみ砕いて説明することに留めるべきです。

手元資料に書かれていないことなら、受講者は必死にメモを取りながら講師を見るでしょう。


ちなみにパワーポイントの資料に関しては「社内プレゼンの決定力を上げる本 シンプル×PowerPoint」という本が非常に参考になります。

パワーポイントを使う方は必読です!


マイクから口を離す


次は映像を撮っている業者さんだからこその視点ですが、音声に関してです。マイクを使うと思いもよらない音が会場に聞こえてしまいます。

中でも気になるのが、咳込み、息、鼻をすする音などの不要なノイズ音です。


思っているよりそういった音は聞こえますし、受講者は一度気になり始めると、話してる内容が頭に入ってこなくなります。


そうならないためには、合間合間にマイクから口を離すことです。


会場に聞こえないように口から離すのです。これだけで対策が取れます。


ちなみに映像になるとなおさらノイズ音を拾ってしまいます。

編集後に公開する映像なら多少加工して消すこともできますが、それでもはじめからノイズ音はない方がいいですもんね。


「間」を意識する


最後は、「間(ま)」を意識することです。


間髪入れず話しが続くと受講者が理解しているかどうかも分からないまま進んでしまいます。

そのため受講者のリアクションなどを見るためにもちゃんと間を持つことは重要です。


具体的には、少し間をおいてから大事な一文をもう一度繰り返すくらいの余裕があると聞きやすい話し方になります。


受講者側に立って考えると丁寧な講師という印象を受けますし、セミナーの重要なポイントが分かりやすくなり、満足感を得やすくなります。


また、「えー」「あのー」などのえーあー症候群も間を意識すると減ってくるのではないかと思います。

焦ってしまうからこそ、余計な言葉をはさんでしまうので、間を意識して話すスピードを抑えられれば自然と言わなくても済むようになります。


すぐにできる対策


以上の4点がセミナーや講演を見続けて気付いた良い講師の条件です。


すぐにでも効果があげられそうなやり方としては、映像配信されることを意識することだと思います。


どういうことかというと、たとえば受講者や観衆が目の前にまったくいない状況で、ライブ配信のカメラに向かって講演をするとしましょう。

間違いなくいつもと違う心境になると思います。

  • ちゃんと声は届いてるかな?
  • 資料は読める状態かな?
  • 見てる人の反応はどうだろうか?

などと、状況が見えないだけに必要以上に気にすると思いませんか?

そうすると紹介した4点は自然と意識するようになってきます。


ですから、上手な発表をしたいのなら、映像配信されなくてもその気持ちを持ってやってみることをおすすめします。