ブログを読まれている方が、みちおにどのようなイメージを抱いているかわかりませんが、実はなかなかイラッとしないタイプです。
ブログでは日常よりも言いたいことを言っているので一見すると怒りっぽく見えるかもしれませんが…。
そんな私みちおですが、手のかかる男の子を子育てするなかで、少し前まではイラッとすることがよくありました。
子育てを通じて妻と子ども、場合によっては実父母や義父母に対してもイラッとしていたときもありました。
そんなみちおが、どのようなことにイライラしていたのか、その後どのようにしてそのイライラを鎮められたかをご紹介します。
子育てを通じてイライラしたこと
子育てを通じて自分自身にイライラすることはあまりありませんが、子育てにかかわる別の人にやたらイライラしていました。
それぞれどのようなことにイライラしていたのでしょうか。
妻や子どもにイラッとしたとき
妻にイラッとするのはだいたい、「仕事で疲れてるのにここまで言うか? 仕事にも支障出てる状況なんですけど!」という心身が限界に近いときです。
子どもの夜泣きの対応などで睡眠時間が短すぎて、意識がもうろうとしながら仕事するときなんかは特にイライラしやすいです。
もちろん妻が休みなく子育てを頑張っているのは分かっているし、だからこそ出来ることはしてきました。
それでも、みちおのやり方が気に入らず口出されたり、もっともっととさらに要求されたり、あなたはいいねと比較されてラクしているように思われたりしたので、さすがにイラッとしてしまいました。
子どもへのイライラは、どうしようもないのはわかっているけれど、夜中になかなか泣き止まないときや、背中スイッチを発動し、まったく寝かせつけられないときなどですね。
泣くのは子どもの仕事だから仕方ないのはわかるけど、体力が続かないときは本当につらいんです。
実父母にイラッとしたとき
実父母に対しては、実の子であるみちおを気遣ってくれるのはいいですが、「そんなに子育てを手伝わなくていい」と時代錯誤な考えを押し付けてくることにイラッとしました。
「仕事もしながら頑張ってるわね」でいいんですよ。子育てを妻に任せっぱなしで円満にやっていけるような時代ではないんだから。
あと、妻のことを悪く言うのもイラッとしますね。さすがに妻本人を目の前にして言っているわけではないけれども、自分が批判されている感じもするし、裏で何を考えているのかが薄っすら見えてきて嫌な気分になります。
「もっとしっかりしてもらいたい」「気遣いが足りない」など言っていることはごもっともだけど、まさか自分の両親がそのように妻を見るとは思わなかったのでガッカリしました。
みちおの妻なんだから、もっと広い心で見てくれるものと信じていただけにショックでした。
義父母にイラッとしたとき
義母に対しては、妻の手伝いで家に来てくれるのはいいけど、ときに家に泊まったりして、「泊まるほどか? ここは俺の家なのに居づらいんですけど。」と思ったり、「甘やかしすぎでしょ?」とも思ったり。
義父に対しては、うちの家庭の今後の住まいや子どもの進路について、裏でこそこそ話しているのが伝わってきました。
家を持つことについては、自身の経験から話をするので、「時代が違うのに同じような尺度で測らないでほしい」と思っていました。
子育てはその瞬間瞬間があっという間に過ぎ去ってしまう
とにかく一時期は非常にとんがっていました。
子どもが産まれてからの生活があまりにも余裕のない生活で、まわりに対してイライラしてばかりで、なんとかしなきゃと焦っていました。
そして、妻の機嫌ばかりを気にしていました。妻の機嫌さえ良くなれば歯車が回り始めると思ったからです。
しかし、それが逆に不自然さを生み、全然うまくいきませんでした。何を考えているのかわからないとまで言われてしまいました。
そんな状況を少しずつ打破できたのは、子どもの成長はホントあっという間だと気付いたことがきっかけになりました。
昨日できなかったことが今日突然できていたりするんですよ?
小さな子どもの1ヶ月の違いを見てください。
みちお家では、毎日のように子どもの写真を撮っていますが、なかなか振り返って見る時間がありませんでした。
しかし、あらためて写真を見ると、たかが1ヶ月で子どもの表情や身体つきが全然違うことに気付きました。毎日一緒だから、日々の変化には気づきにくいですが、全然違うんです。
大人なんて2、3年経ってもほとんど変わりませんが、子どもはどんどんどんどん成長していきます。
自分の親が子どもの自分に対して「この前まで鼻水垂らしてたのに…」などとぼやくことってありません?
過ぎてしまえば早く感じるのかもしれませんが、それだけ子どもの成長はあっという間ということです。
そう考えると、いま子育てでイライラしていることって、いましかイライラできないことなんです!
少ししたらもうイライラの内容は変わってしまうんです。イライラすると早くこの瞬間が過ぎ去ればいいのに、早く解決したい、と思いがちですが、この瞬間なんてほっといてもすぐに過ぎ去ってしまいます。
生後間もない赤ちゃんがうまくゲップできなくてミルクを吐き出してしまう、なかなか寝返りができない、毎晩毎晩夜泣きがひどい…。
子育ての悩みからくるイライラはたくさんあります。だけど、その悩みやイライラ、思っているより早くなくなってしまいます。それはそれで寂しくないですか?
だからこそ、子育てでイライラしたときは、この状況が今しか感じられないこと、今しかできないことなんだと思い返してください。そしてこの状況を脳裏に焼き付けられるように感じてください。
そうすることで、イライラしていることがなんて浅はかなことかと思えるようになります。
妻に対するイライラも同じです。子どもの成長とともに妻の様子も変わっていきますから、真に受けてイラッとしないことです。
そんなことよりも、妻の子どもへの愛情を感じられるようにしましょう! そうすることで、自分ももっと子どもに愛情を注ごうという気持ちになり、子育ての関わりにプラスになります。
実父母や義父母に対するイライラも結局は同じで、「喉元過ぎれば熱さを忘れる 」じゃないですが、時が過ぎればイライラの要素も変わってくるなり、気にならなくなってくるもんです。
みちおは、「何事も決めるのは全部自分の家族なんだから、まわりがとやかく言おうが関係ない。」と割り切ったことが大きかったです。
何を言われようと、何をされようと、自分の家族で決めたことが一番正しいと思うべきなんです。
そして夫として、どんなことがあっても妻を一番に信頼することです! 義父母の関係も妻がそれでいいと言うならそれでいいんです。
目の前のことを考えるとイライラする気持ちも分かりますが、子どもを授かることができて、日々成長を実感できることは、幸せな経験をさせてもらっているな、と思います。
そのとき、そのときを大事にかみしめて過ごしていきたいものです。