みちおです。わたしは完全にアルコールを受け付けない生粋の下戸です。ビールひとくちで酔います。
下戸というだけで酒好きからは、「人生損している」「アルコールも飲まずになにが楽しいんだ」などとまるで別人種のように扱われることもあります。
飲めるようになりたいとは思いませんけど、あれだけ好きなものがあることに少しうらやましく感じるときはあります。
しょっぱなからお酒に関する愚痴を言ってしまいましたが、今回はお酒が飲めないことへの嘆きではなく飲み代の金銭的なことへの疑問についてです。
簡単に言うと「なんで飲み代ばっかり節約の対象にならないのか」ということです。
下戸だから特にそう思うのでしょうか? でも昔からその思いは抱き続けているので、少ない賛同者がいたらいいなーと思って書きます!!
飲み代だけ金額を気にせず使っていくって、やっぱりなんか変じゃない??
飲み代を節約する思考は日本全国どこにもない?!
親睦を深める機会といえば一般的に飲み会です。それを否定する気はありません。
飲み会の重要度は十分理解しているので、仕事の飲み会は、本当のところは参加したくないけど、参加したい雰囲気を醸し出して、まわりの雰囲気を読むようにしています。
だってこの参加具合で仕事のやりやすさが変わったりするんですから・・・。変な話だけど。
しかも、仕事の飲み会とはいえ、その時間はたいていの場合、仕事の時間ではありません。仕事外に任意で参加しているという建前。だから、飲み代も当たり前だけど自己負担。
もちろん他に、気を遣わない友達との飲み会などいろんな飲み会の機会があるけれど、不思議なのは飲むスタイルってどんな飲み会でもそんなに変わらないことです。
一般的な飲み会の注文の仕方
会社の飲み会でも友達の飲み会でも、共通しているのは、
「飲みたいものはとことん飲む」「食べたいものもとことん食べる」
という金に糸目を付けない注文の仕方。コップが空になっていれば、すかさず次の注文を誰かが促します。店員でもないのに。
まったく節約する気配がない
いくら飲んでも値段が変わらない飲み放題ならまだしも、そうじゃなく単品で頼んでいるときも、満足するまで注文は止まりません。ときに体内におさめきれずに逆流してしまうほど注文するときもあります。
ランチならプラス100円でも迷うのに、飲み会だとランチのお弁当代になるしょぼい1品でも気にせず注文します。
わたしにはその感覚わかりません。
どうせ飲まなくてもワリカンで必要以上に支払うし、そこで反論しても空気が読めない存在にしかならないので無抵抗でいますけど、許されることなら「自分で飲み食いした分だけ払え!」と言いたい。
なぜか飲み代だけは、多数の他人を巻き込んでいても、誰一人、節約しようとする者が出てこないことが不思議でなりません。
しかもそれはどの会社でも同じ
飲み代だけ節約しないのは、たとえば会社風土だったり、学校風土だったりに左右されるならまだしも、結局はどの会社に行ったって、どの学校に行ったって、節約しようとするところはありません。
わたしもいろんな環境に身を置きましたが、そんなところどこにもありませんでした。
女性ばかりの組織で声の大きい人がお酒嫌いだったりする組織やランチしか行けないママ友の集まりとかだと、飲み代にお金をかけないのでしょうか?
なんにせよ、とにかく例外は圧倒的に少ないです。
ということは、飲み代を節約しないのって日本全国共通のことですか!? いや、全世界??
となるとこんなことに疑問をもつこと自体、社会の異端児なんでしょうか・・・。あーさびしい。
節約するものといえば
飲み代は節約しないとして、ではみんなはどこで節約して生活しているのか考えてみました。
スーパーの買い物
まずは主婦の皆さんがチラシとにらめっこをして節約に頑張っているスーパーでのお買い物。
10円安いからこっちのスーパーに行く! など血のにじむような努力をしている人は少なくないです。
賞味期限が近くて割引になっている商品を買うのだって節約のためです。塵も積もれば山となるで頑張っていらっしゃるかと思います。
最近は新聞をとる家庭も少なくなってきたので、チラシを見ることができない家庭も多いですが、それでも「Shufoo!」などのスマホアプリでも見られますから便利になったものです。
お昼の外食代
昔からお昼代は節約の対象になりやすいところです。
ワンコインランチのお店が流行るのもそういった部分に影響されているし、わざわざ早起きしてお弁当を用意するのも、健康のためもあるけれど節約するためというのも大きい理由です。
ワンコインでも月に1万円はしてしまうので、節約するために安いお店を開拓したり、バランスの偏った食事でごまかしたりするのは致し方ないけど、正直やっていることがみみっちいって思いません?
時には激安弁当だったり牛丼でもいいけど、仕事への活力になる食事にそれはちょっと…って思います。
そういった意味では、お弁当作りは一石二鳥です。いやお弁当作りを楽しめるなら、健康・節約・楽しみの一石三鳥です!
うちの妻も独身時代は、5時台に起きてまでしてせっせとお弁当の準備して持参していました。
スープジャーまで持参して、お昼の時間を楽しんでいたみたいです。インスタントよりも手作りスープを温かく飲める方がいいですもんね!
あとお弁当作りに便利なのがトリプルフライパン! 朝の忙しい時間を有効活用できます。
こういうグッズをそろえれば、お弁当作りも楽しくなりそうですね! (子育てで忙しくなってうちは妻のお弁当がなくなってしまいました…。)
水道光熱費
そして節約の代表格ともいえるのが水道光熱費。環境のことを考えて無駄にしてはいけないことは間違いないけど、極端な節約ってここじゃないでしょ? って思います。
照明をうす暗くして節約できる電気代って、いったいいくらなんでしょう?
お皿洗いの水をちょろちょろにしか出さずに節水できるのって、いったいいくらなんでしょう?
節約することがまったくストレスにならないなら全然いいんですけど、ストレスを感じながら節約したり、究極の節約を目指して取りつかれたように取り組んでいる人は危険ですよね。
節約に取りつかれてる例としては、夏のクーラーを極端につけない人です。
電気代がかかる部分だから節約したいのは分かるけど、暑さで体調崩すようだと元の子もないでじゃないですか? それに暑さに耐えきれずアイスを食べたりする方がよっぽどお金かかりますし。
そんな思いもあって、水道光熱費は普通に使えば、それ以上のことはしなくていいと思いますが、よく節約の対象になる項目なので挙げました。
ただ、いまは電気を選べる時代ですから【楽天エナジー】のようなところに乗り換えてみるのは簡単に電気代を節約できるいい方法です。楽天ポイントももらえますしね!
携帯代
いま一押しの節約は携帯代ですね! 格安SIMに替えるだけで、1人あたり5,000~6,000円は節約できます。
音声通話じゃなきゃ困る生活でもなければ格安SIMに替えてしまいましょう。通話は無料通話アプリで代替できる人が多いので、多くの人は同じような使い方をしても節約可能です。
それでどの格安SIMにすべきかですが、格安SIMの業者は本当にたくさんあるので、検討するだけで大変です。なので、無難に格安SIM大手で契約してしまいましょう。それなら失敗しませんから。
ちなみに、今持っているスマホの端末をそのまま使う場合、次の格安SIMにすると間違いないです。安定的に使えることを重視して選んだ業者です。
- <ドコモまたはAUから移行>パケットを補充するサービスが充実 mineo
- <ドコモから移行>長期間安定して利用するのに選んで間違いない老舗
IIJmio
- <AUから移行>格安SIMの中で通信品質が一番良い
UQ mobile
といいながら、いろいろな条件からわたしは格安SIMだと不便になってしまう使い方をしているためドコモのままです…。
その理由は次の記事を参照してください。
格安SIMを調べ尽したのにあえてキャリアのスマホを使い続ける2つの大きなメリット - 家庭円満.com
節約のほとんどがみみっちい
以上のように多くの人が節約する項目について考えましたが、正直、どれも節約の幅が小さいと思いませんか?
塵も積もれば山となるでその節約が大事なのは重々分かっていますし、携帯を格安SIMに変更するだけでも大きな節約になります。
だけど、格安SIMにしたって節約できる金額はせいぜい飲み会1回分。
スーパーの買い物で飲み会1回分を捻出することだってどれだけ大変だと思います?
ましてや、水道光熱費で飲み会1回分を節約するなんて絶対無理ですよ。
それを考えると飲み会で節約しないくせに、節約の項目で挙げたようなことを少しずつ節約するのは、あまりにもみみっちくないですか?
だったら、飲み会の回数を減らすか、1回あたりの金額を下げるようにして、他に節約していることはできる範囲にしておく方が日常生活に余裕があると思うんですが、違いますか?
なので、生活費を本当の意味で節約していきたいなら、飲み代の節約は避けて通れないでしょう。だってそこを節約しないのに、他を節約するなんてアホくさいもん。
本当に飲み会を楽しんでいる人はどのくらいいるの?
飲み会で節約なんて到底できないって思っている方。なんでそう思うんですか? 大盤振る舞いしないと飲み会は楽しめないものなんですか?
2杯くらい飲んでさっさと帰るとか、ちょびちょび飲んで話を楽しむとかってできないものなんですかね?
気の合う関係ならわたしはコーヒー1杯でも十分、2~3時間楽しめますけど。それと違うものなんですか?
それでもって、特に仕事の飲み会に言えることですが、そこにいる参加者で心の底から楽しんでいる人ってどのくらいいるんでしょう? 2次会、3次会まで好んで行きたいのがどれだけいるんでしょうか?
本当に楽しんでいる人なんて2割程度じゃないですか? 相当なお酒好きかプレイベートで相手をしてくれる人がいない人、気分よく自慢場話をしたい人くらいでしょ!
それなのにそこに湯水のようにお金を投入するって、やっぱりなんだかおかしい。
個人で楽しむのに好きなだけお金を使うのは個人の勝手ですが、多人数でそうやってお金をつかって楽しむのはやっぱりなんだか変でしょ?
いっそのこと夜でもせいぜい食事会にしてくれ!
そんなことを考えたので、じゃあどういうかたちが健全な交流の場か考えました。
ランチ会のように夜も食事会にしてくれればいいんですよ。
外国ならお酒の飲めない人がほとんどいないから、アルコールの出る立食パーティー的なものも合いますが、下戸遺伝子の強い黄色人種のわれわれ日本人は、食事会くらいの雰囲気の方が本当は適切だと思うんですよね。
その食事会はアルコールを出すなら2杯くらいまでにすれば大盤振る舞い感がなく、誰もが割り勘でも納得でき、本当に楽しめる人が4割くらいまでは増えるでしょう。
昭和の頃と変わらない飲み会文化からそろそろ卒業しようぜ!と思った生粋の下戸でした。