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クローズアップ現代+のコンビニ特集を見て元セブンイレブン本部社員が思うこと

当ブログでたまたま取り上げたセブンイレブン本部社員の経験を記した記事が思いの外、閲覧されることが多かったことをきっかけに、クローズアップ現代+の取材を受けました。

コンビニの現場にいたのは10年程前になるので、その時感じたことは心の片隅に追いやっていましたが、あまりにきつく濃厚な経験であったので、取材を通じて思い出されることがたくさんありました。

そしてあらためて、取材を通じて思い起したことをクローズアップ現代+が放送される前に記事にしました。


その後、2016年11月17日(木)に「『好調』コンビニに “異変”あり」のタイトルでクローズアップ現代+でコンビニが特集されました。

放送を見逃した方もクローズアップ現代+のホームページで放送内容が全編、写真とテキストで見られますので、ぜひのぞいてみてください。

www.nhk.or.jp


私が取材を受けたのは夏で、それ以前から取材していたようだったので、「放送するまでに結構時間がかかるんだなぁ」、「テレビ番組を作るのって本当に大変なんだなぁ」と放送を楽しみにしながらしみじみ思っていたものです。

取材を受けたときにはカメラ撮りもありましたが、カットされて放送に私は映りませんでしたが、いい経験をさせていただき、ブログをやっていてよかったなと感じました。


せっかくの経験だったので、取材を受けた立場から放送内容について思ったことをいろいろ言わせてもらいます!

先に結論だけ言わせてもらいますが、今回の放送で大スポンサーのコンビニをここまで叩けたのはNHKだからこそできたもので、腫れ物に触るような問題に一石を投じたことは非常に評価すべきだと思います。

少しでも世間に広まってほしいものです。

1年間1日も休まず働き、週に3日は徹夜勤務。なのに年収は290万円。

Family Mart


番組冒頭はこのような出だしで始まりました。

1年間1日も休まず働き、週に3日は徹夜勤務。なのに年収は290万円。
これ、ある人のケースですが、どんな職業か分かりますか?

答えは、コンビニ店のオーナー。
ライバル店の増加やアルバイトの人件費高騰などで、年々切り盛りが大変になっているといいます。

電通の過労死問題が世間を騒がしているなか、この煽りはかなりインパクトがありました!

「これって声をあげている、あのオーナーぐらいの問題じゃないの?」と思ったあなた。このような働き方をしているコンビニオーナーは決して珍しくありません。


仕事内容のハードさは電通ほどではないのかもしれませんが、年休0日の仕事って尋常じゃないでしょ? しかも合わせ技で徹夜勤務もあって、それなのに年収が200万円台とか、どこの奴隷制度だよ? って感じですよ。

でも悲しいことにこれがコンビニオーナーの実態なんです。


以前のブログに書きましたが、しかも今後はもっと厳しい条件が待ち受けています。人材不足、人件費の高騰、近隣にライバル店の出店など、明るい話題なんてこれっぽっちもありませんから。


本部による再契約打ち切り


取材を受けたオーナーさんは、これだけ働きづめでありながら、契約期間終了後の再契約がされないかもしれないことに不安を抱いていました。

そのオーナーさんは次のように不安を口にしていました。

「意に沿わない加盟店は再契約を本部の自由な判断でしてもらえないんじゃないか。生活の糧がなくなる。」

本部の立場からこの状況を見ると、このオーナーさんは契約内容の見直しの交渉を本部に申し入れたりしているようなので、再契約されないのではと案じてしまいました。

このオーナーさんはファミリーマートですので事情は違ってくるのかもしれませんが、セブンイレブンの場合、本部に従順ではないオーナーさんは契約更新されないことが多かったので…。


それはそうと、再就職先がないという理由で、こんな壮絶ブラックな働き方をしてても、まだしがみつかなきゃいけない労働環境ってどうなんだ? ということが悲しくなりました。

本部はこのようなオーナーさんの弱みを握っているからこそ再契約しないことをチラつかせ、本部に従順なオーナーさんばかりにしようとしていると思えてしまいます。まさに奴隷制度のようですね…。


ドミナント(集中出店戦略)による売り上げ減


すでに飽和状態と言われて久しいコンビニなのにまだまだ店舗数は増えています。あなたの街のコンビニもそうかもしれませんが、あり得ないくらい近くにコンビニが立ち並んでいたりしません?


まだ他のチェーンなら仕方ないことだと思えますが、コンビニの場合、同じチェーン店でも売り上げが見込めると容赦なく近隣に出店してきます。

店舗が集中していると物流面でも効率的だし、地域に根差しやすいという理由はわかりますが、前から出店しているオーナーさんにとってはたまったもんじゃありません。


今回登場したオーナーさんもドミナントによって近隣に他のコンビニチェーンが3店、同じチェーンが2店が次々にオープンし、売り上げが半減したそうです。

そのオーナーさんはこう発言されていました。

「同じマーク(同系列)が一番、厳しかったですね。扱っているものが、まったく同じものだから。一生懸命尽くしてきたつもりだったけど、裏切られたいう感じですね。」

本部としては店舗数が増えれば増えるだけ儲かるので、そんなこと気にもせず、出店できるところにはどんどん出店していきますからね。


ただ、このオーナーさんの「扱っているものが、まったく同じものだから。」という発言は商売っ気のない発言ですね。このような考えで店舗経営していたら、そりゃお客さんも離れますよ。

同じチェーンでも仕入れる商品は売り込みたい商品によって大きく変わるし、陳列の仕方一つで同じような商品群の品揃えでも全然違って見えるお店作りができて、十分競合店との差別化が図れるのに、「扱っているものがまったく同じ」なんて言っているようじゃ、到底立ち直れません。


本部との団体交渉が認められるかどうか


「本部とオーナーは事業者同士とはいえ、交渉力に大きな格差があるので、団体交渉権が必要」とのオーナーからの申し立てについて、現在、不服としたセブン-イレブン・ジャパンとファミリーマートの2社が、中央労働委員会に申し立てて審査中とのこと。

これはオーナーに労働者の側面があるかどうかが争点になるようですけど、契約的には個人事業主ですが、実態を考えるとどう見ても、本部が経営者でオーナーが労働者の力関係になってますから、労働者の側面はあると私は思います。

だって本部は、訴訟のプロなどの精鋭を集めて立ちはだかっているのに、いち個人のオーナーが本部を言い負かすことができるわけありませんから。


今後の動向に注目ですが、団体交渉権が認められれば、本部の姿勢は変えらざるを得ない部分があるでしょうね。ぜひ認められてほしいものです。


芥川賞を受賞した村田沙耶香さんはただの客寄せパンダ


小説『コンビニ人間』が芥川賞を受賞した村田沙耶香さんがゲストでした。

しかし、正直、ただの客寄せパンダにしか思えませんでした。いまもコンビニでアルバイトをしているそうですが、コメント内容がまさにその辺の中年フリーターに聞いているのと同じレベルでガッカリしました。

たとえば、今後日本でフランチャイズ産業が持続・発展できるようにするためには、フランチャイズ契約の法整備が必要だという話をしているところに村田さんは、

団結することによって、コンビニが例えば24時間ではないっていう運営をするオーナーさんがいらっしゃったり、どんどんバラバラになって、コンビニのコンビニらしさが失われたりする可能性があるのではないのかなという、ちょっと不安な気持ちもあります。

と、素人のような発言で、なおかつVTRの流れを分かっていない発言をされていました。

結局はどれだけコンビニでアルバイトしても、所詮はアルバイトだから、コンビニ経営の上辺だけしか知らないわけで、無理はないんですけどあまりに軽い発言の連続に私は小説を読む気をなくしました。


視聴者の生の声


一般の人はこの放送を見てどう感じるのか興味があり、放送終了後、Twitterをウォッチしてました。

気になった投稿をご紹介します。






私としては、ひとりでも多くのオーナーさんがコンビニ経営を始める前に抱いた夢に近づけるよう、抜本的なフランチャイズ契約の法整備を期待します。本部が健全化させようなんて思うはずがないですから…。


コンビニがすべてではありません(転職サイト紹介)


最後にコンビニオーナーをはじめ、コンビニ関係者の皆さんにお伝えしたいのが、別の道だって十分可能性があるということです。

「俺にはもうこれしかない…」と後ろ向きな理由で続けるくらいなら、一度別の道を探ることをおすすめします。


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