どうも、みちおです。4人家族のお父さんしてます。
子どもは3歳の長男とこの前産まれたばかりの0歳の次男のふたりです。
どちらも男の子ということもあって、毎日が慌ただしく過ぎ去っている今日この頃です。
さて、今回は第2子が産まれたばかりということもありますので、産後で体調も精神面でも大変な妻を支えるイクメンがどんな生活をしているかを赤裸々にご紹介します!
(イクメンって言うのは好きじゃないけど、分かりやすいのでイクメンとしておきます。)
知ってほしいのは、大変なのは母親だけじゃなく父親もだよ、ということです。
なぜなら世間的に産後の時期に叩かれるのがどういうわけか父親ばかりだからです。
そりゃ、どうしようもない父親もいますよ。
でも、そんなこと言ったら母親だって責められるべき人だっていますよね?
なのに産後の母親を叩く人はいまの時代そうそういません。
なにがあっても「無理しないでね。」って言ってもらえます。
一方で父親はどうでしょう?
何かにつけて「もっと父親が家事や育児を手伝うべき」と言われます。
父親を労う記事をどこかで見たことがありますか? 全然なく、悪者にされている記事ばかりが目につきます。
そんなことを疑問に思ったので、イクメンの1日のタイムスケジュールを知っていただき、
これでもまだもっと手伝えと思うか、労う気が全く起きないままでいるか、判断してもらえればと思います。
それでは1日のスタートを起床からどうぞ!
- 6:00 起床
- 7:20 出発・通勤
- 8:50 出勤・午前の勤務
- 12:00 昼休み
- 13:00 午後の勤務
- 18:00 退勤
- 19:30 帰宅
- 20:00 長男のお風呂
- 21:00 長男の寝かしつかせor次男のおもり
- 22:00 夜ごはん
- 22:30 妻とのコミュニケーション
- 23:30 家事
- 24:00 就寝
- 1:00 次男の夜泣き対応
- 4:00 次男の夜泣き対応
- 6:00 起床
- まとめ
6:00 起床
慢性的な寝不足と抜けない疲労を抱えながら今日も1日が始まります!
起きてすぐにすることといえば、自分の身支度ではなく、洗濯機を回すこと。早く洗濯機を回せば仕事に出る前に洗濯物を干すことが間に合うためです。
そして、自分の身支度をしつつ、長男を起こします。寝起きが悪いと最悪です。ひとまず飲み物を飲ませて何とか落ち着かせます。
長男のまだ外れないオムツを取り換えようとトイレに連れて行こうとしますが、イヤイヤ期がまだ終わらないからか、いっこうにトイレに行こうとしません。
仕方なくテレビを観せながらオムツ替えをすることもしばしば。
そんなことをしている間に次男がぐずることもあります。妻は朝食の準備をしているので、次男をあやす担当も夫である私の担当です。
その後、妻が用意してくれた朝食をいただきます。長男にもちゃんと食べるように促します。
あとは、洗濯物を干したり、布団を片づけたり、ごみ出しのごみをまとめたりします。
日によって長男の歯みがきと着替えを担当する日や、長男を出勤前の20、30分間くらい公園に連れていくことさえあります。
忙しい朝に公園に連れて行くのは日中、次男を連れて散歩するのが大変で長男も家にいる時間が長くなってしまうため、短時間でも連れ出して身体を動かすようにしています。
そんな朝ですから、もう慌ただしくて仕方ないです。ニュースを見る暇なんて到底ありません。
7:20 出発・通勤
バタバタとごみを持って家を出ます。ごみ捨て場にごみを出し、バスと電車を乗り継いでの通勤です。
通勤時間は片道1時間半かかるにもかかわらず、家を出る時間は9時の勤務開始時間に間に合うギリギリの時間。
恥ずかしながら遅刻してしまうこともあります。
家庭が忙しいとはいえ、そんな余裕のない行動は社会人としてどうなんだろう、と思いながらもどうすることもできずにいます。
通勤時間中は主に仕事のスケジュール立てやニュースチェックにあてています。
通勤時間中にニュースチェックしないと家でチェックする時間がないので、そのままだと世間から一気に取り残されてしまい、社会人としてヤバいので一通りスマホで確認します。
だけど、本当に仕事が忙しいときはニュースチェックもせずに、満員電車にも負けず電車のなかで仕事をすることがあります。
ただ、通勤時間は妻にも会社にも監視されない貴重な時間なので、好きな音楽をiPodで爆音で聴いています。
家では到底流せないようなパンクロックをはじめとした激しい(うるさい)音楽が好みなんで。
また、ゆとりがあるときは、スマホでブログを書いたり、読書をしたりもしますが、これがなかなかできません。
通勤時間が長いのは仕事にも家庭にもメリット! ~スマホは通勤時間専用アイテム~ - 家庭円満.com
8:50 出勤・午前の勤務
会社に着いたらすぐにパソコンを立ち上げて、一息つく間もなく仕事を始めます。
なんてたって、できる限り早く帰ってくるよう毎日、妻からのプレッシャーがかかっているので、次から次に仕事をこなさないといけません。
仕事を効率的にこなすために、優先順位の低い仕事はとにかく後回しにし、他の職員でもできる仕事はできる限りお願いすることで何とかしています。
仕事の質と同僚への迷惑を考えると満足できる仕事のレベルではありませんが、産後で体調も精神面も安定しない妻を家事・育児で支えるためにはこれが限界です。
必死に仕事をこなしている最中に、妻からLINEが入ることがあります。
その内容が子どもの微笑ましい様子を知らせてくれることならいいんですが、妻の大変さを訴える内容であったときは、ため息をつきたくなります。
なぜかと言えば、そういう内容のときは返事を求めている感じがひしひしを伝わってくるし、対応を間違えれば帰ってからの妻の機嫌が悪くなる可能性があるからです。
仕事中に返信なんてできないはずですが、妻いわく
「トイレ行く時間くらいあるでしょ? そのときに返せるよね。」
ということです。
仕事中に返信内容を考えなきゃいけないようなLINEは送ってほしくないものです。
12:00 昼休み
よく妻から
「仕事中も昼休みは自由な時間だから、そんな時間が持ててうらやましい」
と言われますが、誤解しないでほしいという思いが強いです。
仕事中の昼休みが娯楽になるわけがありません。
というのも、仕事の進み具合が悪ければ、休み時間返上で仕事をするし、たとえ大丈夫だとしても昼休みは職員の交流の時間でもあるので、気ままにのんびりなんてできるわけがありません。
家庭のことで早く帰ったり、急な休みを取っている以上、上司や同僚のご機嫌取りを昼休みにするのも立派な仕事ですから。
13:00 午後の勤務
疲労困ぱいなのにそれを見せずに、朝からフルパワーで仕事を始めているので、お昼を食べた後の午後は眠気との戦いです。
私みちおの仕事は事務なので基本的に1日中パソコンの前です。
眠気が襲ってきやすいんでこれがかなりつらいんです。
ブラックブラックガムやミンティアで眠気を退治しながら、引き続き効率重視で仕事を進めていきます。
18:00 退勤
定時は17時30分ですが、さすがにその時間に職場を後にすることは難しく、どんなに急いでも18時になってしまいます。
子どもができる前で残業をいとわなかったときの退勤時間は、平均すると20時頃でしたから2時間相当を無理くり迷惑をかけながら捻出していることになります。
育休を取っているわけでもなく、時短勤務でもないので、家庭のことで業務調整など会社はしてくれませんから、こうやって時間を捻出するのも相当苦労しているんです。
そして帰りの電車では妻にLINEで今日の様子を聞きつつ、必要に応じて買い物をして帰ります。
電車のなかでの過ごし方は基本的に出勤時と同じですが、終わらなかった仕事をこなすことが多いです。
19:30 帰宅
家が遠いので頑張っても家に着くのはこの時間です。
なのに、他の家庭の旦那さんはもっと早く帰ってくる、と冗談だか本気だか分からないことを妻から言われることがあります。
妻の意識のなかでは帰ってからの家事・育児のメインは夫である私みちおに交代のようです。
「私(妻)1日お疲れさま」ということでしょうか・・・。
20:00 長男のお風呂
早く帰ってからのメインの仕事は、長男をお風呂に入れることです。
お風呂に入れるっていってもただ一緒にお風呂に入るだけではなく、パジャマの用意から、お風呂あがりの肌の手入れ、着替え、水分摂取まですべてを担います。
うちではお風呂あがりに歯みがきも一緒にやっています。
一方で妻はゆっくり、ひとりでお風呂の時間を過ごします。1日の家事・育児の疲れを癒してくださいな。(俺も仕事の疲れを癒したいけど)
21:00 長男の寝かしつかせor次男のおもり
長男のお風呂、歯みがきが終わればあとは寝かせるだけです。布団を引いて、絵本を読んで、寝かしつけます。
このとき1日の疲れもあって子ども以上に眠くなってしまいます。なのに子どもはだいたいすぐには寝ません。
そのため、よく寝落ちすることがあるんですが、それをするとすかさず妻が起こしに来ます。
起こされるだけならまだしも、私が寝てて子どもが起きてたりすると「ちゃんとして」と嫌味を言われてしまいます。
ちなみに最近は、長男の赤ちゃんがえりがひどく、一緒に寝るのが妻じゃなければ嫌なときがあるので、そのときは次男のおもりに回ります。
22:00 夜ごはん
長男のその日のお昼寝の状況にもよりますが、お昼寝をしすぎず順調に過ごしていた場合は、私の夜ごはんは後回しになって、寝かしつけた後のこの時間になっていまいます。
夜ごはんは妻が作ってくれているものを温め直して食べます。
簡単なものでもつくってくれるだけありがたいと思っています。
22:30 妻とのコミュニケーション
子どもが寝て、夜ごはんも済ませてようやく夫婦の時間を持つことができます。
子どもの1日の様子を聞いたり、今後の予定を話したりすることが多いです。
ここまでする必要があるのかと思いながらも、疲労を癒してくれて、喜んでくれるならばとマッサージをしながら話をすることもあります。
どんなに忙しくても妻との時間を少しでも取らないとどうしてもすれ違いが増えてしまうので、極力この時間を確保するようにしています。
すれ違って妻の機嫌が悪くなったら、本当に何事もうまくできなくなっちゃいますから、いろいろ話をして妻のストレスを発散させるんです。
23:30 家事
妻といろいろ話をし、妻が布団に入った後、残っていた家事をこなします。主にお風呂掃除と食器洗いです。
この家事が1日の疲れもあって腰が重くなってしまいがちです。
この時間には、元気があればスマホをいじるなり、テレビを観たり、自分の時間を過ごしますが、大抵は眠いのですぐに寝られるように最後の力を振り絞って片付けます。
24:00 就寝
過酷な1日を過ごしているので布団に入ったら秒速で寝られます。布団のなかで考え事をするとか、そんなゆとりはありません。疲れすぎていてすぐに寝てしまいます。
1:00 次男の夜泣き対応
0歳児の次男がお腹を空かせて夜中泣きます。同じ部屋で寝ているので否応なく起こされます。
夜泣き対応は旦那がメインでするのが家庭円満の秘訣であると考えているので、めちゃくちゃきついですがちゃんと起きて対応します。
私の役割はオムツ替えとミルクです。次男が起きたらまずオムツを替え、その後、ミルクをあげて寝かしつけるという流れです。
次男はおっぱいとミルクの混合で育てているので、妻はおっぱいをあげ、その後、私がミルクをあげています。
なので、妻はおっぱいをあげた後、すぐに眠りにつきますが、私は最初から最後まで対応します。時折、眠くて哺乳瓶を落としているのは内緒です。
赤ちゃんの夜泣き対応。そのとき夫はどうするべきか? 妻に任せきりになっていませんか? - 家庭円満.com
4:00 次男の夜泣き対応
次男のお腹がすくのは、ミルクを飲んでから3時間前後であることが多いです。
そのため、夜中はだいたい2回か3回夜泣き対応で起きることになります。この夜泣き対応でかかる時間はおよそ40分ほどですかね。
明け方の5時くらいのときは、そのまま起きておくか、もう一回寝るか迷いますが、ちゃんと起きられるか心配しながらたいてい寝てます。
6:00 起床
そしてまた新たな1日のスタートです!!
まとめ
家にいることが少ない平日でも、このくらい携わっています。誇張もせず事実のみを書いています。
これでも足りないと思うのか、やりすぎと思うのか、いろいろな意見を聞いてみたいところです。
他のイクメンの皆さんの場合、もしかするとこれらに加えて、料理をすることや保育園の送り迎えをする人もいるかもしれません。
料理については、私も妻から求められていますが、苦手意識が強いこともあって他のことで補って逃げています。
休日はどうなんだ? というところも気になるのではないかと思いますが、イクメンにとって休日は平日よりも大変です。
だからイクメンに休みはありません。また取り上げられる機会があれば取り上げてみたいと思います。
365日休みなしの代名詞はいまや主婦ではなくイクメン。イクメンにも休みを! - 家庭円満.com
さいごに。
イクメンも大変なんだ! ということを全面に出しましたが、私としては
妻にさらなる負担を求めるつもりもなく、会社に理解を求めるつもりもなく、祖父母に今以上に協力を求めるつもりもいまのところありません。
大変なことに違いはありませんが、本当の意味で親になるための修行の時期と思って頑張っているつもりです。
(ときには仕事帰りに寄り道して息抜きもしていますがね…。)
いくら大変といっても徴兵されるよりは圧倒的にマシですからね。
とは言うものの、さいごのさいごに1つだけお願いをさせてください。
夫にももう少しやさしくしてあげてください!!