うちには3歳と0歳の男の子がいます。妻は専業主婦で家事と育児に日々奮闘してくれています。
私の妻のように、乳幼児期の子どもを育てている専業主婦の皆さんは、仕事を持っていないので、四六時中子どもと一緒にいることになります。
うちが特に忙しかったのは、長男が幼稚園に通い始める前であり、次男が生まれたばかりの昨年でした。
外に遊びに行きたくてうずうずしている長男と生まれたばかりだから家で過ごすべき次男。
この2人を1日中ずーっとひとりで家事をしながら面倒をみることが、どれだけ大変か想像できますか?
2人が同じ時間に昼寝をするのは稀だし、2人が一緒に泣き叫ぶのはしょっちゅう。
しかも、妻は産後の体調不良がまだまだ続いていた状況ですから・・・。
このように子どもとずっと一緒にいることで大変な思いをしている専業主婦の皆さんこそ、週に1度くらいは子どもと離れて、リフレッシュすべきです。
ずっと子どもと一緒にいる大変さと、子どもから離れて自由な時間を過ごすための方法などについてご紹介していきます。
- 子どもとずっと一緒にいるのはさすがにしんどい
- 心置きなく自由な時間を過ごすためには夫の協力が必要不可欠
- 夫は四六時中子どもと一緒にいながら家事をする大変さを実体験で理解すべし!
- 夫は少なくとも半日は子どもの面倒を見られるようになれ!
- 夫の自由な時間は休日から捻出すべきではない
子どもとずっと一緒にいるのはさすがにしんどい
どんなにかわいいわが子もいつもニコニコしているわけではありません。
意味もなく機嫌が悪かったり、癇癪を起こして手をつけられないようなときだってあります。
いくら子どもといっても、すべてを笑顔で認めてあげられるほど気持ちに余裕を持てる人はそうそういないと思います。
親なので、怒りたくなくても怒らないといけない場面だってあります。
そんな日々を過ごしていれば、溺愛しているわが子でもたまには一緒にいたくないときはどうしたってあるでしょう。
子ども中心の生活は、自分の思い通りに過ごせない時間ばかりですし、子どもは親の言うことを素直に聞くわけでもありませんから。
仕事を持つお母さんであれば、仕事に出ることで子どもから受けるストレスからは一時的に解放されますが、専業主婦の皆さんは、そういった意味では逃げ場がありません。
子どもが寝ているときは、自由な時間になりますが、いつ起きるかわかりませんし、どこかに出かけられるわけでもないですからね。
心置きなく自由な時間を過ごすためには夫の協力が必要不可欠
たとえ、すごーく(大人にとって)いい子であっても、たまには自分のペースで自分の好きなことをしたい時間だってあります。
専業主婦の皆さんは、子どもを誰かに預けて出かける機会はなかなかないので、ちょっとした自由な時間ですら簡単には取れません。
そんな話をするとよく言われるのが、一時保育を利用しては? とか、両親に面倒をみてもらったら? ということかと思います。
しかし、実際どちらもそんなに簡単な話ではありません。
一時保育を利用する
自治体によって事情は異なるかとは思いますが、少なくとも私の住む首都圏郊外でも、全然気軽に利用できる状況にありません。
妻が第2子妊娠中につわりがひどすぎて、第1子の育児が困難だからと一時保育の利用を考えたときがありましたが、そんな緊急的な状況にもかかわらず、ものすごい順番待ちで利用はまず無理だと言われました。
保育園に入れない人が一時保育でその場しのぎしているようなんです。
母親自身のリフレッシュだって一時保育を利用する認められた理由なんですけど、これだけ込み入った状況だと、思い立ったタイミングで気軽に利用したいなんて到底叶わないでしょう。
また、仮に一時保育が気軽に利用できたとしても、一時保育ならではの心配もあります。
普段、保育園に通っているわけではないので、わが子が一時保育の時間中に問題なく過ごせるか、様子が気になって仕方がないということです。
リフレッシュしたくて利用しているのに、子どもの様子が気になって仕方ないと全然リフレッシュにならないので、本末転倒になってしまいます。
ということで、リフレッシュするために一時保育を利用しては? と気安く言われがちですが、そもそも簡単に利用できないし、利用できたとしても子どもの様子を考えると心配になるので制度としては弱いと思います。
両親に見ててもらう
奥さんの両親、主にお母さんに見ててもらって出かけるということも近くに住んでいればできるとは思いますが、ここでも気になってしまうことはあります。
いくら限られた時間とは言っても、母親自身が大変な子育てを高齢の親に任せるのは体力的に厳しいものがあります。
孫のため、娘のためと思って頑張る親も多いかと思いますが、「孫疲れ」という言葉が出ていることを考えても大変なことなんだと思います。
それだけに留まらず、面倒を見ててもらっている間に不測の事態があったらと思うと、両親にそこまで責任を負わせられないというところもあります。
気にしない人は気にしないのでしょうが、子どもの親としてリフレッシュ目的で自分の両親に子どもを預けるのはあまり好ましいことではないような気がしています。
子どもと両親を連れて一緒にお出かけとかならまだしも、やむを得ない理由でもないのに子どものことをすべて任せて出かけるのは、適切ではないと思います。
夫が面倒を見るのが一番
となると、気軽に子どもを預けて、専業主婦の皆さんが心置きなく出かけられるようにするためには、子どもの親である夫が面倒を見るのが一番です。当たり前ですけど。
しかし、これができていない家庭はまだまだあるようです。
夫の無理解と育児レベルの低さが主な原因です。
夫は四六時中子どもと一緒にいながら家事をする大変さを実体験で理解すべし!
専業主婦はラクでいいな、と思っている旦那さんはいますか?
最近の旦那さんは、家事・育児の分担に抵抗の少ない人が増えているので大丈夫だとは思いますが、少なくとも乳幼児期の子どもがいる専業主婦がラクなんてことはあり得ません。
比較するようなことではありませんが、仕事よりは大変じゃない、ということもあり得ません。質の違う忙しさ、大変さがあります。
その大変さをわからない旦那さんがいるのであれば、朝から晩までひとりで子どもの面倒を見ながら、すべての家事をしてみてください。
こんなもんなんだね、と分かった風にいう旦那さんもいますが、1日やるくらいではわかりません。
たまたま子どもの機嫌がよかっただけかもしれませんし、1、2日やらなくても済む仕事をそのままにしていることもありますから。
実体験すればわかりますが、専業主婦の奥さんのやっていることはどれも地味だし、思っていた通りになんてできないし、ただ子どもと遊んでいればいい休日とは訳が違います。
しかも子どもが小さいと、出かけるのも生活圏内がせいぜいで、行くところもスーパーや児童館、公園くらいですからちょっとした気分転換も難しいですよね。
そんな日々を過ごしていて、旦那さんが休みの日も同じようにしていたら、さすがに嫌になると思いません?
自分が妻の立場だったら絶対に、たまには主婦業をすべて休ませてって思いたくなりますよ。
子どもと離れて、普段行けないようなところに行ってゆっくりショッピングしたい! って絶対思いますよ。
夫は少なくとも半日は子どもの面倒を見られるようになれ!
夫が子どもの面倒を見るにしても、妻が不安に感じるような育児しかできないと問題外です。
気になってリフレッシュどころじゃなくなってしまいますから。
目安としては、すべてができるようになる必要はないけれど、少なくとも半日は誰の助けを得ずに面倒をみるスキルがないといけません。
私は料理がまったくだめですが、他は大丈夫なので食事だけは買うなり、外食するなりして乗り切ってきます。
気持ちよく妻には出かけてもらって、家に帰ってきてからも安心するような最低限の家事は済ませられるようにしておきたいものですね。
そしてたまには、お小遣いや商品券も一緒に渡したりできると夫の株の少しは上がりますかね、奥さま方?(笑)
夫の自由な時間は休日から捻出すべきではない
最後に夫の自由な時間についても触れておきます。ここ大事ですよ!
と言いますのも、妻に自由な時間をプレゼントするということは、夫の休日は普段の妻の役割を担っていることになるわけで、仕事は休みですが、純粋な休みとは言えません。
そうなると、夫はいつ自由な時間を持てばいいんだ? 本当の意味で休みをとれる日ってあるの?
っていうことになりますが、当ブログとしては、少なくとも休日から夫の自由な時間は捻出すべきではないと考えます。
というのも、夫が同じように子どもとパートナーを置いて出かけることになった場合、妻側から考えると果てしなくがっかりすることになってしまいます。
ようやく来た休みなのにまた平日と同じ1日が始まる、とか
他の家族は家族みんなで過ごしているのにうちは夫が家族を置いて遊びに行くなんてすごく悲しい、というように思われてしまいます。
それって結構根深く思われそうじゃないですか?
家族として大事なこの時期にそのリスクを負ってまで自由な時間を過ごすべきではないと考えます。
また、子どもがかわいいこの時期を後悔ないようにいっぱい一緒に過ごすためにも、休日は家族サービスに徹することが大事だと思います。
そうしないと平日、子どもとのかかわりが少ないので、かかわるときがなくなってしましますから。
となると、夫には自由な時間も休みもないのか? ということですが、そんなときは当ブログが推奨するカラ出勤です。
妻に内緒のカラ出勤のススメ!仕事人でも家庭人でもない自由な時間 - ツバメ家族のような円満な家庭をめざして
仕事人でもない、家庭人でもない時間を妻に内緒で過ごしてリフレッシュしましょう!
そうして貯めたエネルギーを元に、気持ちに余裕をもって妻に自由な時間をプレゼントできれば、妻もリフレッシュしてエネルギーを貯めて家庭が円満になる、ということですね!!